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201901.28

広がる「オープン」な働き方。コワーキングスペースのトレンド・おすすめの拠点も紹介

オープンな共用のオフィス環境で、利用者同士が自由にコミュニケーションを図りながら仕事できるコワーキングスペース。

フリーランスやスタートアップだけでなく、最近では比較的規模の大きな企業で働く人たちが、リモートワークの拠点として利用するケースも見られるようになりました。

そこで今回は、コワーキングスペースを利用する上でのメリット、デメリットから、最新のコワーキングスペースのトレンドを解説します。記事の最後には株式会社ビジョンが位置する新宿エリアのコワーキングスペースもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

コワーキングスペース利用のメリット・デメリット

コワーキングスペースを利用する上で、主に以下のメリット・デメリットがあります。

・オフィスを借りるコストを削減できる

コワーキングスペースは、企業がオフィススペースとして借りる場合があります。特に創業間もないスタートアップは、オフィスを借りるのにも出費は切り詰めたいもの。

コワーキングスペースを利用すれば、自分たちでオフィスを用意する必要がなく、オフィスの契約時にかかる費用も必要ありません。仕事に必要なプリンタ、やネット回線、机にいたるまでコワーキングスペースに用意されている場合が多いです。

会議室も併設されていることが多いため、会議や商談も問題なし。起業初期のコストを大幅に減らせます。

・周りに人がいることで集中しやすい

勉強目的でコワーキングスペースを利用される方も多いでしょう。

自宅ではサボってしまい勉強や作業に集中できないし、かといってカフェではコーヒー1杯で居座るのも気が引ける……。そんな方にコワーキングスペースはうってつけです。

コワーキングスペースでは、周りの人も集中して作業をしているため、自然と自分も集中できます。充電環境も揃っており、集中できる環境を手にするためにコワーキングスペースを利用する方は多いようです。

ただし、どんな環境で集中できるかは人によるので、こうした環境がデメリットになる場合も。あくまで自分にあった集中環境を選ぶことが大切です。

・機密情報を扱う仕事には向いていない

また、コワーキングスペースは基本的にオープンスペースです。そのため、顧客情報や機密情報を扱うのには不向きです。大量に書類の処理をする作業も向いていません。自分の仕事の性質を見極めて、利用するかどうかを判断すべきでしょう。

コワーキングスペースは増え続けている


deskmag社が行った2018年の調査によると、2018年のコワーキング業界はメンバー数、デスク数、スペースの広さですべて増加傾向にあります。

背景には、WeWorkのようにスペース規模と収益が比例する、コワーキングスペースのビジネスモデルの傾向が露わになったこと。また、スペースの拡大や、多様なロケーションへ積極展開するコワーキングスペース企業の動きに対して、便利に感じたユーザーが増えていったことが理由として挙げられるようです。

日本でも、世界のコワーキングスペースの旗手であるWeWorkが、2018年2月1日に日本初となる拠点を六本木アークヒルズにオープン。同年にはソフトバンクグループから多額の出資を受けており、勢いを加速させています。

WeWorkは先日、名古屋、福岡、東京にも複数拠点を続々開設するとも発表しています。コワーキングスペースの「オープンさ」というメリットは、そのまま日本が推進する働き方改革にもつながります。WeWorkが日本進出を加速させるのは自然な流れでしょう。

プライベートオフィスが増加中。 コワーキングスペースのトレンドは?

また、プライベートオフィスの割合も増加中です。

プライベートオフィスとは、従来のオープンスペース型のコワーキングスペースではない、自社用のスペースとして借り上げるコワーキングスペースのこと。

deskmag社の調査によれば、プライベートオフィスの割合は、18%だった2017年と比較し、9%アップの27%でした。コワーキングスペース全体の規模は拡大しており、その中の一部がプライベートオフィスのスペース拡大に割かれているようです。

日本では、JR東日本もコワーキングスペース事業に参入すべく、実証実験を開始しています。駅の構内に設置され「ステーションワーク」と名付けられたこのスペースは、完全個室のボックス型のスペース。

東京駅の横須賀線の空きスペースに設けられており、ボックス内部にはデスクや椅子、無料のWiFi、電源や暖房設備も設けられています。こちらもプライベートオフィスの一種と言えるでしょう。

ビジョンの位置する新宿エリアのコワーキングスペース5選

最後に、株式会社ビジョンのオフィスもある新宿のコワーキングスペースを5店ご紹介します。

新宿は都内各地へのアクセスが抜群で、都庁や数多くのオフィスビルが立ち並ぶビジネスエリア。そんな「副都心」で注目を集める新しいビジネス拠点をチェックしてみましょう。

※情報は2019年1月時点のものです。

BIZ SMART西新宿】大手不動産会社運営のスタイリッシュなオフィス空間
積和不動産株式会社が管理する複合施設ビル「TSI新宿タワー」内にあるコワーキングスペースです。スタイリッシュな内装が特徴で、モダンなホテルを思い起こさせます。機能面を重視した専用設計も、積水ハウス系列ならでは。同ビルの5階以上は賃貸住宅になっているため、究極の「職住近接」を実現することもできそうです。
【基本情報】
●アクセス
新宿駅徒歩13分、初台駅徒歩5分、都庁前駅徒歩11分
●主なプラン、料金
・1DAY会員
2,000円/日。利用時間は平日9時~20時。
・シルバー会員
20,000円/月。利用時間は平日8時~22時。
・ゴールド会員
30,000円/月。利用時間は平日8時~22時。「BIZ SMART」全店(西新宿を合わせて都内5軒)のコワーキングスペースを利用可能。
BASE POINT】本格ドリンクが魅力のワーキングカフェ
「静かなオフィスよりも、リラックスできるカフェのほうが仕事がはかどる!」という人におすすめのおしゃれなワーキングカフェです。料金には、本格カフェのドリンクメニュー25種類が飲み放題の「プレミアムカフェ」がセット。異業種交流会も頻繁に開催されているので、コミュニティ形成にも適しています。
【基本情報】
●アクセス
新宿駅徒歩11分、西新宿駅徒歩5分、新宿西口駅徒歩9分
●主なプラン、料金
・時間制(平日9時30分~17時、土曜日9時30分~21時30分、日曜祝日9時30分~19時30分)
480円/時(1時間以降 10分ごとに+60円)。
長時間コース(会員登録150円、所定時間以降 10分ごとに+60円)は、3Hコース1,000円、5Hコース1,500円、1DAYコース(平日限定)1,890円。
・オーダー制(平日17時~21時30分)
ダイニングメニューの注文でワーキングカフェスペースを利用可能。
・その他
ランチコース(60分、平日11時30分~15時)840円、アフタヌーンコース(60分、14時30分~17時)890円
パセラのコワーク 東新宿店】会話禁止のフリースペース、1DAY利用可能なブースシートで仕事に集中
カラオケ店「パセラ」を運営する株式会社ニュートンがプロデュースした“リゾート級”のコワーキングスペース。電話や打ち合わせ禁止のフリースペースや、1DAYから利用可能な個室のブースシートがあり、特に集中して仕事に取り組みたい人にぴったりだと言えます。
また、同じ新宿エリアには、ワンコインで温泉に入れる「パセラのコワーク サテライト安心お宿新宿店」(男性のみ利用可能)も。仕事の疲れを一気にリフレッシュできそうです。
【基本情報】
●アクセス
東新宿駅徒歩1分
●主なプラン、料金
利用時間は平日9時30分~23時、土日祝9時30分~22時。
・ドロップイン
2時間利用1,000円、5時間利用1,500円、8時間利用2,000円、1DAY利用2,500円
・1DAYブース利用
1名利用1,500円/部屋、2名利用2,000円/部屋、3名利用2,500円/部屋
(15時以降に利用開始の場合は 500円引き)
・マンスリー利用
フルサービスマンスリー会員20,000円/月、ライトマンスリー会員15,000円/月、ナイトマンスリー会員(18時以降のみ利用)12,000円/月
入会金は月額料金の1カ月分、最低契約期間6カ月。
HAPON 新宿】共用スペースは「日本列島型のテーブル」。ユニークな空間がクリエイティビティを刺激
「さまざまな人や仕事との巡り合わせ」を創造することを目指したコワーキングスペースです。開放的なオフィスでひときわ目を引くのが、日本列島をかたどったナチュラルウッドの共有テーブル。
さらに、ミーティングスペース「富士の間」は畳の敷かれた和室になっているなど、個性が光ります。こだわりの床材や家具からの木の香りにも包まれ、クリエイティブな発想が生まれそうです。
【基本情報】
●アクセス
新宿西口駅徒歩3分、新宿駅徒歩6分
●主なプラン、料金
・1DAYビジター
2,000円/日。利用時間は平日10時~19時、土曜日11時~18時
・オープン会員(フルタイム)
22,000円/月。利用時間は平日9時~23時、休日9時~19時。
入会金22,000円、ロッカー利用は+5,000円。
・オープン会員(ナイト&ホリデイ)
10,000円/月。利用時間は平日19時~23時、休日9時~19時。
入会金10,000円、ロッカー利用は+5,000円。
畳のミーティングスペース「富士の間」、会議室、応接室の利用が可能
・ブース会員
56,000円/月~。利用時間は24時間365日。
専有ブースの利用が可能。
THE HUB 新宿】ジョブマッチングや起業支援サービスも充実の「共働リビング」
「共働リビング」をコンセプトとしたコワーキングスペースです。家具ブランド「CRASH GATE」とコラボし、「Relax × 集中 × 思考」のバランスを維持できる空間になっています。
充実したサービスが特徴で、「JOBマッチングサービス」や、起業支援を目的とした「アクセラレーションプログラム」の利用が可能。プランによっては大阪や名古屋の拠点も利用できるため、出張の多い人には助かりそうです。
【基本情報】
●アクセス
新宿三丁目駅徒歩30秒、新宿駅徒歩5分
●主なプラン、料金
・ビジター(ドロップイン)
600円/時。利用時間は平日10時~19時。
・コワーキングスペース会員
15,000円/月。利用時間は全日7時~23時。

おわりに

働き方改革や、2020年東京五輪に向けた交通混雑対策でリモートワークが推進されるなか、より一層関心を集めるであろうコワーキングスペース。

利用したことがない方も、まずは仕事帰りに立ち寄って、気軽にドロップイン利用してみるのはいかがでしょうか。

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