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201704.06

会社のステージによってナンバー2に求められることは違うと思う【ビジョン中本のナンバー2論】

ビジョン中本のナンバー2論 
第1回: 創業時から成長期

人・組織・経営などさまざまなことについて、中本新一の「ナンバー2」目線で語る
前回までの記事はこちら

中本 新一
18歳のときに始めた通信サービスのアポインターから通信業界20余年。トップマネージャーとして全国の営業拠点において短期間で実績を出し続けた後、設立直後のビジョンへ参画。高品質・高生産営業体制、CRM、ニッチマーケットにフォーカスなど独自戦略を牽引し、現在の業界トップクラス情報通信ベンチャーに育てあげてきたビジョンのナンバー2。

当社は創業が1995年6月、私の入社が8月。
ボスと前職が同じなのでよく「創業メンバーですね」と言われますがそれは違います。
我のボスは、創業前に一年間個人事業主として活動し、創業資金を貯めました。
私が合流した時には、曲がりなりにも会社としての体がありました。

つまり、当社の創業メンバーはボス一人です。断じてそうなのです。

前置きはこの辺で。

唐突ですが、創業時(あるいは創業まもなくの頃)の“ナンバー2”は辞めていませんか?
回りを見渡してみるとそのケースが多いです。
実は、当社も一人辞めています。無論僕の先輩に当たる方です。

ナンバー2は、創業時に求められる資質と、成長期に求められる仕事は違うと思うのです。
創業時は、どちらかと言うと真面目で多様なことができる方はトップに重宝される。だから前職の部下なんて適格です。
一方、成長期には、戦略を具現化出来る片腕が必要とされます。そのはずです。

トップとナンバー2の意識の乖離が起こるのは、ナンバー2がトップからの指示を素直に聞けなくなる時期だと思います。トップは会社を伸ばしたい、だから更なる成長路線に沿った戦略を示す。
当たり前のことではあります。

しかし、ナンバー2がそれを疎んじたり、現場を分かってないとか、変化を嫌う従業員と結託しだしたら、もうその段階で適格ではない。(と個人的に思います)

手前の庭の中で上手くいっている仕事が、それで稼げてる仕事が、しかも俺が創ったのに!何故リスクを背負って新しい事やりたがる?
こういう発想に至ると派閥作りをしたりしますし、しかも結構重要なポジション配下を抑えようとしてくる。こんなケースをみてきました。

はい、実は過去の私がそうでした。
色々な、本当に色々な経緯があって私は考えが変わりましたけど、残念ながら変わらずに辞めてしまった人を数人知っています。

例えば過去の僕のスペックが100人しか見れなくて、売上総利益で20億が限界なら、同じ仲間を増やせばいい。
増やすのは、結構大変です。(このあたりはまたの機会に..)
しかし、増やせば増やしただけ事業は伸びる。
そもそも「増やす!」と決めたら部下との接し方が変わります。
私の場合は、簡単です。一番イケてる部下からボスの直轄にしちゃうことです。
「はい、卒業」と。
そうして輩出したメンバーの仕事に対しては絶対に口を出さない。相談を受けても「自分で考えろ」と。

うちはナンバー2が18人います。Vision18です。

ベンチャー企業におけるナンバー2のみなさま?
ボスの無理難題には、笑って「やりましょう!」って言えた方が楽ですよ。
笑えない場合、それはどこかで必ずボトルネックになる日が来ると思いますよ。
笑って応諾出来ないという事は、貴方がボスと意識的乖離があって、したがって貴方がそれに備えられてないからかもしれません。

貴方のボスは、考えがあっての行動でしょう?もし反対してもやるのでしょう?
そうは言っても出会った頃は惚れてたんでしょ?
だったら、気持ちよく道を拓きに行きましょう♪


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